「起業家」という言葉の定義『金持ち父さんの起業する前に読む本』より。
なんとマジでこの本、道に落ちてました。
神様が「拾え」と言わんばかりに。
感想
良い本です。
「金持ち父さん」と言えば、ロバートキヨサキ氏の多分世界一有名な自己啓発本、というかお金についての本?。
読んでない人の方が少ないんやないかな、と思うほど。
この本はそれの、続き、、、というか、より実践的な内容になってます。
二つに分かれていて、まず前半、「起業家になるための心構え」
後半、「起業家に必要なスキル」
前半について、「起業家になるための心構え」
これはもう、1ページ目に書いてあります。さすが、出来る人は結論から話す。
「お金が無い状態に慣れる」これです。
キヨサキ氏の言葉を引用すると、
起業家は普通の人とは違う。その違いの一つは、お金が無くても正常化土的な精神状態で昨日できる能力だ
とあります。
他にも、起業家は自由を求め、従業員は安全を求める。
キヨサキ氏曰く、起業家という言葉の最高の定義は、
「起業家の仕事は経営へのアプローチの一つで、われわれはそれを『現時点でコントロール可能なリソースの種類や量に関わらず、チャンスを追求する事』と定義する」
との事。
ちょっと日本語おかしいのは分かってるけど勘弁してください。
とにかく、こういう事言うなと。
そして、この心構えは後天的なモノで、訓練で手に入れられると。
私は自分が生まれながらの起業家ではない事を知っている
「恐怖の克服」については、自分も同じことを思う。
かつて収入が無い時期が1年以上続いたけど、確かに初めの頃は怖かった。
不安に付きまとわれ、死を何度も考えた。
でも、数か月そのままの状態でいるうちに、屁とも思わんようになった。
全ての事を楽観的に捉えることが出来る様になり、挑戦的になった。
つまり、僕は訓練されたのだ。
キヨサキ多くの人が成功者になれない理由については二つ言っている
一つ、恐怖。
二つ、完璧主義。
信号が全部青になるのを待つな。
キヨサキ氏は商品が不完全なまま市場に出したってええやないかと言っている。
真の起業家は走り始めてから。自分自身やビジネス、製品に改良を加え続ける。
僕も今実はズボンを作ってるんやけど、一発で完成する気はさらさらない。
勿論、出来るだけええもんを作ろうという気はあるけど、きっと実際に売って、お客様の反応とかを見て、手を加えていく。そういうつもりだ。
まぁこの本の前半部分に書かれている事はこんな感じです。
人生に「壁」って、いっぱいあると思う。
でもそれは、「壁」やねん。ベトベトの床ではない。
例えが悪すぎるけど、ベトベトの床は一回通れたとしても、もう一回通るときにまた面倒な目に合う。
一方、壁は、一回苦労して破壊すれば、その後はもう普通の道になる。ラクーに自由に通れるようになる。
例えば、商品作ったことが無い人はそのやり方が分からんくて、壁だらけに思えるけど、一回作った経験さえあれば、「あぁ、あれしてこれして、工場に頼んで、、、」と次はすんなり通れるようになる。
とにかく、勇気をもってやってみる事、死なん範囲で。
やれるさ。
次回は、この本の続き、「起業家に必要なスキルについて」